2021年06月01日

空のお話 全集中と決断の時

飛行機
久々に飛行機にまつわるお話です。

飛行機をご利用される客様の中には、
離陸に向けて滑走路上を一直線に
どんどん加速して走る瞬間が好きな方が
多くいらっしゃいます。

ちょっとした”G”がかかりながら
背中をぐーっと押されるスピード感は
ジェットコースターみたいでドキドキしちゃいますよね。

飛行機
スピード感ある”G”と傾斜が加わる時、
前向きと後ろ向きとでは全然感覚が違うもので、
キャビンCREWたちにとっては踏ん張りタイムだったり
するんですよ。

離着陸時はキャビンCREWもジャンプシートと呼んでいる椅子に
着席しなければなりません。
ほとんどはお客様とは逆向きに設置された席です。
(進行方向に向かってお客様は前向きCREWは後ろ向き
滑走中は”G”のかかり具合も反対で、
椅子に置いて行かれて離れる感じになりますし、
離陸直後は傾斜角度が意外とあるので
さらに前のめりになって椅子からはがれそうになり
床と接した足に力が入ります。
そんなこともあってキャビンCREWが座る
逆向きのジャンプシートでは上半身を固定できるように
ウエストの他、両肩からもシートベルトをします。
それこそジェットコースター方式ですね。

飛行機に搭乗される機会がありましたら
CREW着席時のシートベルトにも着目してみて下さいね。

飛行機
一方、コックピットCREWたちは全集中の時です。
滑走路上でスタートダッシュする時から
2つの選択肢を心にもって加速し始めます。

この2つとは何だと思われますか?

それは「離陸する」と「離陸中止」です。
日時と目的地も決まっているFLIGHTであろうとも、
何よりも安全が第一です。
決まっているからといって飛ぶことしか考えずに
何が何でも飛ぶのでは安全は守れません。
パイロットたちは、もう片方で
離陸中止」というカードを心にもって
いつでも止まれる心づもりをしながら
滑走路上をどんどんスピードを上げて加速し始めます。

決定決断の時は”V1(ブイワン)”です。
もしも飛行機の不具合を察知してブレーキをかけるなら
このV1までなのです。
V1を過ぎてしまいますとブレーキをかけたところで
オーバーラン(滑走路をはみだす)してしまいます。
なのでV1に達したなら必ず離陸しなければならず
後戻りできないことを意味します。

そう思うとパイロットたちの緊張感が伝わるでしょうか?
滑走路上で加速し始めてV1に達するまでわずか何秒間かのことですが
コックピット内では全神経と頭もフル回転させる
全集中の時なのです。

V1に達するまでに何事もなければ、
V1(離陸決定速度)・・・離陸することを決定します
VR(ローテーション速度)・・・前輪上げます
V2(安全離陸速度)・・・滑走路から後輪も離れて離陸します
という順に離陸していきます。

1takeoff1.jpg

そんなわけでパイロットたちにとってV1は重要な決定決断
意味する時なのです。

何事においてもいろいろと選択する時がありますが
大切な人々の命がかかる大きな物事を決断するような時は
決まっているから何が何でも推し進めるのではなく
もう一方で中止のカードも両方心に持って進めなければ
大変危険で安心安全は得られないものなのです。

普段の小さなことでは例えばお食事でイタリアンにする?中華にする?
どっちにしようか迷ってやっぱりこっちかな?となっている時、
キャビンCREW「V1(ブイワン)?」
コックピットCREW「V1(ブイワン)」
なんて合言葉にしながら決定していることもあるんですよ

皆様も日ごろの小さな迷い事や大きな迷い事などある時、
V1(ブイワン)とつぶやいて決断してみて下さいね。
V1と言ったなら決定です。
絶対に後戻りできないことを意味しますよ。

皆様にとっての選択事もベストチョイスになりますように

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posted by Moppy at 23:59| 飛行機・空のおはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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