2020年04月27日

譜面整理中 ★クッキー作ったよ チョコチップ お花 絞りだし 

1DSC00029 (2).jpg
おうち時間はいかがお過ごしでしょうか?

Moppyはプライベートタイムでは譜面整理をしかけていました。
先日窓を全開にしていたら風のいたずらで、
ものの見事に空中に舞って散らばってしまったのです
ざっと300枚ほどあります。

普段ピアノの譜面台には、
ページをめくらなくてもいいように、楽譜本ではなくて
別途プリントアウトした紙を横にずらっと何枚か並べて弾いています。

そういうバラバラの譜面が約60曲分くらいになると思いますが
どれがどの曲の何ページ目の譜面かわからなくなってしまい
1枚ずつにらめっこしながら仕分けしている最中です。

いつも弾いている曲なら断片的に見てどの曲かわかるかもしれませんが。
ちょっとしたパズルのようで思ったより難しいかも

またバラバラになった時のために
今後は全ページに曲名を書いておこうと思います。

ピアノ
生ピアノの方は、定期的に調律をしていますが
先日調律師さんから当面予約受付見合わせのご連絡がありました。

コロナウイルス感染拡大防止を鑑みて
会社の方針もあって事態が落ち着くまで
自粛の方向でいこうと思いますが,ピアノの調子はいかがですか?」
と様子うかがいがてらお知らせをいただきました。

今のところピアノで気になる箇所もなく、急は要しないので
こちらは大丈夫です。
私もその方が賢明なご判断だと思い
双方一致で当面この事態が落ち着くまで調律は先延ばし
することになりました。

今はお家だけが唯一のセーフティーゾーンです。
それを死守するために自分自身のちょっとした出入りでさえも
相当な手順をふんで大変手間のかかる作業を
徹底して繰り返している日々です。

コロナ撲滅宣言が出て、何の心配もなくなった頃
またお願いしたいと思います。

皆様にとってのセーフティーゾーン
安心できる居場所であるように、しっかりお守り下さいね。

クッキー
最近マイブームになっているお菓子作りですが
今日はチョコチップクッキーなど作りました。

クッキー
バターお砂糖を加えま~す。

クッキー
まぜまぜするとつややかな黄色の生地に。
手を汚さなくてもスプーン一つで混ぜられます。

クッキー
小麦粉きな粉を投入。

クッキー
混ぜるときな粉カラーに変身。

クッキー
本日の主役、チョコチップをパラパラと投入。

クッキー
生地をラップで包み少し寝かします。
時短のため冷蔵庫ではなくて冷凍庫へIN。
その後はカットして形を整え、オーブンへGO~

クッキー
ピピ~ピピ~
チョコチップクッキー焼きあがりました~
生地の隠し味にきな粉を入れているので茶色い仕上がりです。

クッキー
こっちは色白ちゃん。生地のお味を変えて作りました
左側が絞り出しクッキーで、
右がお花クッキーです。(お花はパンジーのつもり)
絞りだしクッキーはミルキーですごくおいしくできたから
またリピート決定です

(絞りだしクッキーのコツ)

生地が硬いと絞り袋が破裂して敗れるか、口金が飛び出します。
かといって生地がやわらかすぎると、オーブンで焼く時に
絞った形が溶けて崩れてしまいます。
その特徴を知った上でポイントがあります。

生地をやわらかく作るために、バターを液体近くまで
 溶かしてもOK。

最終的に生地が硬ければ牛乳を入れて調整する。

生地がやわらかい状態で絞る。

絞った形が崩れないように焼く前に一旦
 冷蔵庫で冷やし固める。

絞りだしクッキーを綺麗に焼くコツをまとめると、
「やわらかい生地で絞って、硬い生地で焼く」です。

クッキー
これは先ほどのきな粉味チョコチップクッキーです。
コーヒーもいれました。
こちらに訪れて下さった皆様もよかったらどうぞ
お目目でほっと一息ティータイムしていって下さいませ

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2019年05月09日

ピアノの調律したよ ★サイレントピアノや部屋in部屋の利点と難点

ピアノの調律
ピアノの調律を今回も442Hzで合わせていただきました。
写真は、普段見えない鍵盤からつながるすぐ奥の所です。

音色を極力高く軽くキラキラにして下さい
というリクエストをして、後はお任せしました。

コンスタントに調律をしていて、特に問題個所もないので
調律作業時間は2時間程度で終わりました。

(いい音に聴こえるベストポジション発見)

仕上げに調律師さんが端から端までアルペジオで弾いて
チェックされている時に、ちらっとのぞき見しに行ってみましたら
いつものピアノの音と全然違って聴こえることに
気づいて感動しました。いい音~

調律師さん曰く、同じお部屋の空間でも
ピアノのすぐ前より少し離れた方が音が飛ぶので
よりいい音に聴こえる位置があるそうです。
ホールでもそうで、一番いい音に聴こえるのは
実は一番前より少し離れた位置だったりするのです。

いつも自分で弾いているとピアノの前でしか音を聴かないですが
お部屋の中でいい音に聴こえる位置を今更ながら発見しちゃいました

ピアノの調律
(交換したパーツ)

これはダンパーペダル(3つのペダルの一番右)から90度上に向かう
金属棒の下のネジを締める時のクッションになるフエルト部品です。
普通は20年くらい交換しなくても平気なのだそうですが
今のいい状態をキープしたいので、まだ3年使用しただけですが念のため
1枚でいいところを2枚重ねにして交換していただきました。
(圧縮されてペタンコに薄くなると金属とこすれて
ギーという異音を発する元となる場合があります。
ある程度クッション性を保っておいた方がいいです)

クラシックピアニストの演奏を聴き比べていると
音色コントロールの究極はペダリングの上手さだと思うのです。
なので足まわりも大事です。

(ペダルは何でできているの?)

ペダルの素材は真鍮(しんちゅう)でできています。
初めは金ピカでも経年劣化で茶色に曇りがちです。
毎日乾いた布で拭き掃除はしているのですけれどね。

調律師さんに頼めばオプションでクリーニングもできるそうですが
金ピカに戻すには根気のいる作業のようです。

以前に自分で無謀にも歯磨き粉などいろいろ駆使して
時間をかけて磨いてみたことがありますが、1本だけで力尽きました
今はダンパーペダルだけ元の金ピカが現れた感じになっています。
(磨きたい方は専用のものをお使い下さいね。)

GOLDの塗装が剥げたものだと思っていましたが、
どうやら違ったみたいです。
曇った色の下に金ピカ真鍮が埋もれているみたいです。
磨けばまたピカピカになります。

素材はちょっと違いますが、10円玉も使い古すとマットな茶色ですが
磨くと光沢の明るい金色になるのと同じような原理です。

(ピアノっちに課せられた日常)

現役ピアノっちを続けるにはクリアーしなければいけない2つの課題があります。

を伸ばすお洒落はあきらめる
練習時間をいかに上手に作れるか

Moppyも現役で習っていた頃は、ピアノの練習に
4時間くらい割いていました。
どこにそんな時間があったかなと思っちゃいますね。

(部屋in部屋)

近くに音大目指している方がいらっしゃって
ピアノの話題で盛り上がったことがありました。
やっぱり時間を作るのが難しくて、どんどん時間が押して
練習時間が夜の23時以降をまわってしまうのだそうです。

それで深夜帯の練習時間を増やすために
リフォームを考えられたそうです。
ピアノのあるお部屋全体を防音室に改築しようとすると
相当大がかりになるみたいで、部屋in部屋を選ばれました。

今は、元からあるお部屋の中にもう一つ防音タイプのお部屋を作って
その中にピアノがあるみたいです。
バッグinバッグのお部屋版みたいでなんだかかわいいですね

囲われた狭い空間で同じだけの音量で弾くので
四方八方からダイレクトに音が跳ね返ってきて
耳は少々疲れるとのことでした。

(サイレントピアノ)

Moppyは生ピアノ88鍵の電子ピアノ
時と場合によって使い分けています。
両方使ってみて、やっぱり生ピアノがいいというお話を
調律師さんとしていた時に、サイレントピアノについても教えて下さいました。
(調律師さんはサイレントピアノを保有されているそうです)

消音ユニット付きの生ピアノをサイレントピアノといいます。

サイレントピアノにするには2通りあります。
元からサイレント機能付きの生ピアノの製品
・普通の生ピアノに消音ユニットを後付けする

マフラーペダルや弱音ペダルを使った小音ではなくて
サイレントピアノの場合は消音になるので
演奏中はヘッドホンから音を聴くことになります。

ヘッドホンの中から聴こえる音は、
演奏している生ピアノそのものの音が返ってくるわけではないみたいです。
電子ピアノの仕組みと似ていて、
他のピアノからサンプリングして作られた音が耳から聴こえてきます。
弾いている生ピアノそのものの音色や振動と
一体感になる感覚には及ばないようです。

あと難点は、消音にするため
ペダルを踏みこんで戻した時のゴンと響く音や、
鍵盤が底に当たる時のコンコンした音など
ピアノの構造上、動いて当たる時のいろいろな稼働音
ヘッドホンの中ではなくて外から聴こえるみたいです。
音を消す分、雑音が目立つのですね。

電子ピアノもそうなんですよー。
ヘッドホンの中から聴こえる音には雑音は入らないですが
鍵盤からゴンゴンボコボコ上がったり下がったりする音が
聴こえてしまうのです。
あれがストレスになるのと、何せ手が痛いです。

消音という観点だけで比べたら、
電子ピアノサイレントピアノは、ヘッドホンから
サンプリングした音が聴こえてきて
外からは鍵盤の雑音が聴こえる所は似ていますが、
サイレントピアノの方が、構造も素材も本体は生ピアノなので
手は痛くならないとのことでした。

(録音機能付きピアノ)

サイレントピアノサンプリングした音色なら
録音機能付きピアノもそうなのかと思い、聞いてみましたら
答えは、NOでした。

演奏を録音したものを聴く時は、
その生ピアノの音色のまま再生されるそうです。

まとめますと、
電子ピアノの演奏音→サンプリングして作られた音色
サイレントピアノのヘッドホンで聴こえる音→サンプリングして作られた音色
 (消音機能を使わなければその生ピアノの音になる)
録音機能付きピアノの再生音→その生ピアノの音色

Moppyの場合は、生ピアノにはついていませんが
電子ピアノの方に録音機能がついています。
客観的に聴いて細かい点に気づくことができるので、あると便利ですね。

(電子ピアノのダンパーペダルの特徴)

いろいろ機能のついた電子ピアノですが、特徴として
ダンパーペダルは、種類によって多少前後ありますが、
同時発音数が128音くらいまでなので
音を伸ばす効果が自然と順に消えていきます。
例えダンパーペダルをずーっと踏みっぱなしでも音は濁りません
そういう意味では簡単にごまかしがききますが、
ペダリングの練習にはならないかもしれません。
電子ピアノでうまく聴こえているようでも
グランドピアノを弾いたとたんに下手に聴こえるパターンで
電子ピアノで慣れてしまっている場合は、グランドピアノのペダリング
たぶんアンコントロールになると思います。

ピアノを習い始めてこれからピアノ選びをされる方には
練習機になるピアノもやっぱり生ピアノをオススメします。

まだまだ話は広がってたくさんのことを
調律師さんから教えていただきましたが長くなるのでこのへんで。

音色を綺麗に整えていただくとモチベーションUP
まだまだピアノLIFEを続ける気力につながります。
いつも丁寧な作業をありがとうございます

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2019年03月09日

得意技はピアノDEお天気占い ★避けたいピアノの設置位置

ピアノ
(ピアノDEお天気占い)

Moppyの得意技はピアノを弾いて明日のお天気を当てることです。
お天気予報よりも当たる確率は高いんですよ

生ピアノの場合は湿度によって影響されるので
音の出方と触った感触で明日は雨だな~とか、わかっちゃうのです。
(たぶん一般的には音を聴いても触ってもわからないくらいの差ですが)

鍵盤が底に当たる時の指先の感覚を大げさに例えると
晴れの日は、固くて冷たい大理石を触っているみたいで、
雨の日は、バウムクーヘンを触っているみたいな感覚になるくらい
違いを感じます。
Moppyの指先は、精密機器並みのセンサーがついているのかも。

この前調律していただいた時にその話を調律師さんに言うと
相当耳がいいですね」と笑っておられました。
そんな話題から湿度乾燥について
いろいろおしゃべりが広がっていきました。

(湿気と乾燥)

でできた楽器類は湿気には弱い性質があります。
すっきり晴れた日の方が輪郭がはっきりした
キラキラした音が出るので好きです。

なので乾燥すればするほどもっといい音が出るのかもしれないと思い
ピアノの周りにも市販の乾燥剤や湿気取りを大量に
置いてみたらもっともっと煌びやかな音になりますか?

と、調律師さんに質問してみましたら、
湿度が高いのもいけないけれど、極端に乾燥しすぎもまたダメなんですよ
と教えて下さいました。
日常的なカラッと晴れた日の乾燥はいい音が出るのですが、
度を超えるといけないみたいです。

(極端な乾燥例)

例えば砂漠地帯での演奏で(木でできた)ギターを持っていくと、
乾燥しすぎでチューニングがなんだか狂うのだそうです。

もう少し身近な例では、部屋の中の床暖房です。
床暖房の真上にピアノを設置すると
音がいいか悪いかの問題を通り越して、ピアノ本体や部品が
乾燥しすぎてパサパサに干からびる感じに
なっていたこともあるそうです。

床暖房の部屋に置きたいなら、せめて部分的に
エリアごとに消したりつけたり操作できるタイプの床にして
ピアノの真下だけは避けて床暖房を入れるようにすれば
まだ大丈夫なようですよ。

(避けたいピアノの設置位置)

・エアコン直撃の場所

・床暖房の真上

・左右と上がキチキチの場所
 (ニッチの中・元押し入れ・階段下(裏)を利用したスペースetc)

湿度乾燥だけの問題に加え、
後々続く調律作業の効率も考慮して、上記の3点は避けたい場所です。

例えばアップライトの調律時の場合、左右が壁にピッタリついていると
ボルトを回す作業がスムーズに行えません。
長いハンドルのついた工具でグイグイ回して弦を引っ張る時に
ピアノの端より、その工具がはみ出しながらの作業になるからです。
その時壁があったらつっかえてしまいます。

どうしても住環境の問題で、限られたスペースに
ピアノを入れ込まないといけない場合は
せめて左右両サイドは15-20cmは開けておいた方がいいです。

ピアノの上も、調律時に蓋を開けて外してのぞきこみます。
ピアノのすぐ上に棚や、低い吊り天井などがあると邪魔になります。
上方向にもその分のスペースが必要です。

これからピアノを置く計画がある方は、
ちょっとした凹みスペースがあったらそこへ突っ込みたくなる心理に
なるかもしれませんが、できれば周りに余裕をもった空間
置くのがベストです。

調律作業だけでなく、音の通り道の面からしてもその方がいいです。
お部屋の素材・空間・形状などによって音の鳴り方が左右されますので
同じピアノでも置く位置によって随分、聴こえ方も変わります

春は習い事を始めてピアノを新しく購入したり、
引っ越しや新築やリフォームなどをお考えの方も多いと思います。
ピアノにとって最適な環境に設置して
素敵なピアノLIFEをお送り下さいね。

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2017年06月07日

調律話 ピアノのピッチを変更しました

1DSC07784.jpg
クルクルー(長音記号2)クルクルー(長音記号2)手際よく赤いフェルトがー(長音記号2)巻かれていきます。

(ピッチ変更)

先日ピアノ調律をしました。今回変えた点はピッチです。
ずっと440Hzに設定していたのを、思い切って442Hzへ変更しました。

調律師さんへのリクエストとしては、440Hzから442Hzに変えたいけれども、
足ペダル手(パー)鍵盤のタッチは変えずに、
できるだけそのままをキープexclamationとお伝えしました。

調律師さん「少し明るく華やかな音になるかもしれませんがいいですか?

Moppy「音が軽く高くなることで不安定にふらつくのは嫌だけれども
    明るくぴかぴか(新しい)きらびやかな音は好きだから全然いいでするんるん


いつもお伝えする意図をくみとって
その通りの耳音と手(パー)タッチに近づけて仕上げて下さるのが
すごいところです。

上手にピッチを右斜め上上げて下さったので、手(パー)弾き心地も耳聴き心地も
以前とそう大差なく弾きやすいです手(チョキ)

ピアノの調律と共にいつの間にかMoppyの感覚も442Hzで設定されたのか
ふと440Hzであろう他のピアノ演奏を耳聴いてみた時に、
すごく低~くバッド(下向き矢印)落ち着いた音色に感じられました。
いつもの練習台のピアノの音色が自分の基準になって
耳耳慣れしていくものなのですね。

(全ての鍵盤が関係する倍音)

調律師さんによって全然違う音の感触に仕上がりますが
一番違いが出ると思う箇所は、ペダリング倍音です。

88鍵のうち右端4つくらいの鍵盤は、
演奏時あまり使う確率の少ない場所ですが、
Moppyはここがすごく気になる所です。

足ペダルを踏まずに一番右端付近の高音の鍵盤をトントン弾いてみた時に
単にコツコツした音になる時と、ピ~ンピ~ンと倍音
雷鳴り響く感じに仕上がる時とがあり、
Moppyは後者が好きなのです。

そんなことをお話すると、
調律師さん「あまり使わない鍵盤の音にまで気づいて
      そこまで音を聴きわける人はなかなかいないですが、
      そこも実は重要なんですよ

と、教えて下さいました。

ピアノは独立した一つ一つの鍵盤にそれぞれの倍音
ついているように思いがちですが、
ピアノは金属でつながっているから、
一つの音を弾いた時、それ以外の使っていない音階の部分へも
微量に振動が伝わってそれも震えて倍音となって
全部で一つの音を奏でるのだそうです。

厳密にいうと例えば「」の音を弾いたからといって
」単体の倍音が鳴っているわけではないのです。
その他の鍵盤に付属する部品もわずかにー(長音記号1)振動して
全部で「」の倍音が作り上げられていることになります。

だからよく使われる鍵盤であろうがなかろうが、端から端まで
全部の鍵盤の倍音が綺麗に雷鳴り響くようにしておくことは重要で、
それによって他の音階の音色まで良くなるとのことでした。

ピアノっちの皆様も生ピアノ右端4つくらいの鍵盤を
足ペダルを押さずにコンコン弾いてみてください。
コツコツした音か、ピ~~~ンと倍音がついているか
どんな音が耳鳴っているでしょうか?
よかったら試してみて下さいねわーい(嬉しい顔)

TOPクラスのプロが演奏するピアノを聴いていても
右端の鍵盤は、倍音を消してコツコツ音にしてある時もあれば
ピ~~~ン倍音付きにしてある時もあり、
調律師さんによっていろいろのようです。
いいか悪いかではなくて、好みの問題と、もしかしたら
もっともっと精密に会場の音響も含めて
計算づくで調整してあるのかもしれませんね。
Moppyは、右端は倍音付きが好きです。



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2016年05月07日

ピアノ調律したよ~★ 紙一重の神業を体感!

1DSC02819.jpg
先日、調律師さんに家お越しいただいてピアノの調律をしました。

まずは調律師さんが鍵盤を触って、
左から右へジャラララララングッド(上向き矢印)るんるんと1秒ほど音出し演劇されたので
どうですか?ピッチは動いてますか?」とお聞き耳してみると
このあたりが少し」と、中央より少し右のエリアを指さされました。
たった1回の音出し演劇で極々わずかの狂い箇所を
キャッチ耳されてさすがでございます。

(空間とスペースはあいてる方がいい)

<作業効率>

手際よくピアノの蓋譜面台などが外されて展開されていきます。
外したフタ類は寝かせるように並べて床置きされますし、
調律師さんのお道具セット掃除機などいろいろ広げまわすものがあるので
ピアノの面積以上のフラットなスペースがあった方が作業効率はいいです。
傷が付かないようにいつもすごく気をつかって下さって
調律師さんが持参されている専用の柔らかいマットを床に広げてから
その上に外したフタ類を丁寧に寝かせて並べて置いて下さいます。

ピアノ調律は展開分解作業をしないと始まらないので
調律師さんが作業をしやすいようにピアノ周りは
何もないフラットなスペースがあるようにガランとさせています。

<音の通り道>

音の観点からしてもピアノの周りが物で囲まれていると
それぞれが音の障害物ふらふらになるので
できればピアノ周辺は何もないくらいの方が
音の通りがクリアーでいいと、弾いていて思います。

<ピアノへの負荷軽減>

Moppyは本楽譜本もここには置いていないんです。
ピアノ自体へもバッド(下向き矢印)荷重あせあせ(飛び散る汗)をかけたくないので、極力上には何も置かず
弾く時以外は、全て別部屋の本本棚へ収納しています。
本本って積み重ねるとズシっバッド(下向き矢印)と重いふらふらですからね。
普段あるのはピアノカバーメトロノームだけです。


(ダンパーペダルのクッション取替え)

調律に入る前に気になる所をお伝えして1つずつ解消していきます。
今回もまた足ダンパーペダル(3本あるペダルの一番右)。
足踏むとギィどんっ(衝撃)っと足元で異音が鳴るのが気になっていました。

1fel11.jpg
原因はペダル奥のこの薄い皮製のクッション材(左側の茶色い四角)。
中央がわっかのようにプレスされて硬くなっていました。
真ん中の穴には、足ペダルを踏む度に上下に動く金属棒が通ります。
クッション材が硬くなると硬い物同士がこすれあって、
響板効果でさらに増幅し、ギィーどんっ(衝撃)っと鳴ることがあるのです。

今回は小ぶりな赤いフェルト2枚重ね(写真右側)にチェンジ。
簡単な作業で足足元から鳴る異音はすぐになくなり解決しましたわーい(嬉しい顔)手(チョキ)


(ハンマーフェルトを柔らかくほぐす)

1DSC02811.jpg
次に鍵盤触らず足ペダルを踏んで耳聴こえてきたのは、グッド(上向き矢印)上部から
ピ~~ンという倍音のような弦をはじいたようなかすかな高音。
足ダンパーペダル足足元からグッド(上向き矢印)上にある弦までつながっています。

調律師さんと二人で立ち上がって目覗きこんでじ~耳
すぐに音の場所をサーチ(調べる)見つけることができました。

調律師さん「弦を押さえるハンマーのフェルトが硬くなっているから
      柔らかくしますね。

と、ヤスリハンマーフェルト部分を3回ほどこすってシュシュシュるんるん
かすかに耳聴こえたピ~ンという高い音もピタっとなくなりました。
すごいがく〜(落胆した顔)。調律師さんって、一瞬で直すぴかぴか(新しい)魔法使いぴかぴか(新しい)みたい。

これで異音なく足ペダリングが滑らかに快適になりました。
ピアノは足ペダリング命exclamation×2ですからね。足ダンパーペダルは重要なのです。


(調律中は静かに)

問題点が解決できたところで通常の調律作業に入ります。
雑音のないシーンとした空間で集中していただくためにも
調律師さん1人だけにしてMoppyは家別部屋に行っちゃいます。

家別部屋からは作業状況の音が全然耳聴こえないので
何かありましたら内線のインターホンで呼び出して演劇下さいねわーい(嬉しい顔)
とだけ声をかけて、Moppy退散ダッシュ(走り出すさま)


(紙一重の神業でフラットに)

調律後は、調律師さんと喫茶店ティータイムしながら
ちょこっと曲を音楽試弾してみました。

調律師さん「柔らかいタッチですねー。
      弱くもなく強くもなくちょうどいいるんるん。 
      どこかで音楽弾いておられるんですか?

Moppy 「いいえ。
時々聞かれますが、音楽趣味で楽しんでいるだけです。

弾いてみた感想は、手(パー)指から感じる鍵盤の弾き心地も、耳耳から聴こえる
低音域・中音域・高音域の音の質感もスーっとフラットになったように思い、

Moppy「深さが1mm以下のもっともっと小さいミクロ単位の話なのですが
    何だか弾き心地が綺麗にフラットになった感じです。

とお伝えすると、

調律師さん「すごいexclamation×2。そうですexclamation×2
      今回言わなかったですけれど鍵盤タッチと深さを
      全部揃えたんです。作業を見ていないのに
      そこまで言い当てた人は今までで初めてですすごいexclamation×2

と逆にがく〜(落胆した顔)驚かれてしまいましたが、
それを実感できるほどのピアノの状態にもっていって下さった
調律師さんの感覚と技こそがすごいexclamation×2と思います。

元々88鍵の鍵盤が目見た目にデコボコしていたわけではなく
ツルっと一直線でしたが、弾いた時の指の圧というか底の当たりを
寸分の差もなく綺麗に揃えて平均にするために鍵盤の下で
薄ーいを1枚ぬいたり増やしたりの作業をされたのだそうです。
1mmどころではないそれより1000分の1かもっと薄い世界で
鍵盤の沈み込む深さを微調整して下さったのですが、
Moppyにはその差はものすごく大きく感じ
すごくはっきり手(パー)手からも耳耳からも実感できましたよ手(チョキ)

調律師さん、紙一重の神業でいいお仕事して下さいました。
調律後、数日たってさらに手(パー)手に馴染んできたので
弾き心地抜群でございます。今回の調律の音も気に入りました手(チョキ)

調律師さんからピアノをいい状態に右斜め上して
バトンタッチを受け取ったピアノっちとしては
もっともっと音楽いい演奏ができるよう練習あるのみです。
調律後はいつもそう思います。

今回もピッチは440Hz
オプションで乾燥剤を交換して調律フィニッシュ手(グー)


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2015年06月02日

ピアノ調律直後はモチベーションUPするよ~

1DSC06485.jpg
先日ピアノの調律師さんにお越しいただき、調律していただきました。
ピアノの弦に、ロングミュートと呼ばれる赤いフエルトが
手際よくクルリンるんるんクルリンるんるん巻かれていきます。

(前回から動いた幅)

調律前のチューニングは前回の440Hzから441Hz
右斜め上上がっていました。
(ピアノは大抵440Hz~442Hzの間で調整します。)
今ちょうど中間地点だから440Hzでも442Hzでも
作業幅は同じです。どちらがいいか聞かれてしばし迷いました。

(今回のチューニング設定)

気持ちとしては442Hzグッド(上向き矢印)上げてみたいとも思ったのですが
442Hzグッド(上向き矢印)上げるということは
それだけ弦をー(長音記号1)引っ張ることになるのでピアノへの負荷が
少々心配だったりして・・。
結局はやっぱり440Hzにしていただくことにしました。

(何Hzまで上げられる?)

でもピアノは元々、工場の製造段階では445Hzで設定されているので
442Hzくらいでは余裕で耐えうるので
全然心配することはないとのことでした。

(1Hz上げるには)

試しに1Hzグッド(上向き矢印)上げるのに、
どれくらいー(長音記号1)弦を引っ張るのか1音やって見せて下さいました。
実際はほんの1-2mm回す程度の、ごくごくわずかな微調整でした。

441Hzから442Hzグッド(上向き矢印)上がったのを
音叉などの小道具を使って耳聴かせていただいたら、
ヴワァ~~~~ン雷と音がグッド(上向き矢印)ネジ上がっていくのが
がく〜(落胆した顔)はっきり耳聴こえました。
Moppyの耳耳では1Hzの差は大きく感じました。

(上級者のピアノ選び)

同じピアノでも調律によってこれだけ音が違って耳聴こえるのですから
違うピアノなら尚更音色が違います。
一般的には、店頭や展示会場には同じ型番のピアノは
手(チョキ)2台以上あることはなく、
違うメーカー違う型番のピアノがいろいろ並べられています。
ほとんどの方は、いろいろ違う型番のピアノが並んでいる中から
選んで買われることが多いと思います。

上級者になると普通の人が耳聴きわけられないくらいの
微量の差を感じとるようになるので
お目当てのピアノのメーカー全く同じ型番を3~4台並べて試弾し、
耳聴き比べて1台を選ぶ方法もあります。
その場合は雑音をシャットアウトした防音設備のある
指定の選定会場で行います。
全く同じ型番のピアノを一度に何台も
一カ所の選定会場へ集結させる必要があるので
選定には事前の電話予約と数万円の費用が必要です。
機会があれば同じ部品を使った同じ型番のピアノを並べて
その寸分の手(パー)タッチと音色の差、耳聴き比べて体感してみたいです~わーい(嬉しい顔)

1DSC07318.jpg
今回は足ダンパーペダルオイルを入れていただいて
いつものオプションの乾燥材を入れて調律フィニッシュ手(グー)

数値でもはかれない目目にも見えない耳音の世界ですが、
いつも調律師さんは、好みのタッチ手(パー)理想の音色音楽
会話からくみとって以心伝心手(グー)キャッチして下さいます。

(調律後の試弾)

調律後にピアノを弾いてみると、みちがえるような
ぴかぴか(新しい)輝く音色ぴかぴか(新しい)に大変身。

(スピードUPで音抜けなし)

鍵盤の手(パー)手ごたえも、装飾音符トリル連打などの時も
音抜けすることなくスピードについてきてくれて
弾きやすくなりました。
同じ音の連打では、アップライトピアノ1秒間に6-7回
グランドピアノ1秒間に14回打つスピードに対応できます。
スピードが必要な時には、鍵盤が上まで全部戻りきるのを
待たずに少しグッド(上向き矢印)上がった時点で次をバッド(下向き矢印)打ちます。
鍵盤が戻る高さがより浅い位置で、次の音を出す準備ができるほど
スピードについてきます。
その辺も上手に調整してもらうと、速弾きの音抜け回数が減ります。

(音色のトリートメント)

手(パー)右手エリアの中~高音域は、1音1音発音する周りを取り囲むように
ぴかぴか(新しい)綺麗な響きになりました。
音のトリートメントでぴかぴか(新しい)キューティクルぴかぴか(新しい)がついたみたいるんるん
大げさに表現するとリバーブをかけたエフェクトみたいな音色音楽です。

(響板で振動する余韻音)

ピアノは、発音演劇後は、スーッとまっすぐに消えていく
減衰音なのですが、手(パー)左手領域の低音域を弾くとイメージとしては、
まるで細かいー(長音記号1)ビブラートをかけたかのような音の余韻
ー(長音記号1)波打って耳聴こえてくる感じになりました。
手(パー)鍵盤と足ペダルから、ブルブルブル~っと振動が伝わってくるから
そう感じるのかもしれません。なんだかすご~い。
響板効果でしょうか。
(本来ピアノはビブラートはかからないですけれどね)

(ビブラート大好き)

Moppyは、カラオケ歌でもビブラート耳聴くのが大好きハートたち(複数ハート)なのです。
なぜなら、ピアノの88鍵にはない中間に埋もれた音階が
耳聴こえてくるからるんるん
半音階よりも小さい幅ー(長音記号1)波打つビブラート
酔いしれてしまいます。

お話はそれてしまいましたが、調律直後の音楽ピアノの音色は最高です。
モチベーションUPグッド(上向き矢印)にもつながるので趣味の音楽ピアノタイムが
ますます楽しくなりそうですわーい(嬉しい顔)手(チョキ)
毎回調律師さん、いいお仕事して下さって感激です。


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2014年11月10日

ピアノのルーツからみるほんとの呼び名

1DSC04073.jpg
文化祭シーズンでしたから音楽演奏会などに行かれた方も多いようですね。
その時の本パンフレットの演奏者紹介欄の表記で
一つ耳聞かれた事がありました。

例えばギターはGt、ボーカルはVo、ドラムはDr、ベースはBa、
キーボードはKeyなどと楽器のペンローマ字からとった文字が
短縮表記されていることがありますが、
ピアノを短縮してペン書いてあるPffとは何か?疑問に思われる方も
案外多いようでしたので、こちらでもその話題に少し触れてみたいと思います。


普段省略して“ピアノ”と呼んでいますが、
弱音から強音まで自由に出せる楽器という意味で
正しくはPianoforte(ピアノフォルテ)という名称がついています。
そのローマ字を短縮して生ピアノのことをPfペン明記されることが多いです。

もっとピアノのルーツを昔にさかのぼると
チェンバロという似た楽器がありました。
白鍵の所が黒いお歯黒鍵盤で、
目外見はグランドピアノの形をしており、
綺麗な装飾模様入りの物が多くてアート塗装が豪華ぴかぴか(新しい)ですが、
音の強弱がつけにくい鍵盤楽器でした。
強弱がつけられる楽器に右斜め上進化したのが今のピアノフォルテです。

音色的にはチェンバロとピアノとでは全然違うのですけれどね。
チェンバロの音量演劇を持ち合わせながら、
音の強弱をつけられる鍵盤楽器
という意味で、

Gravicembalo col piano e forte
Clavicembalo col piano e forteなど。

ピアノには長~~~い名称がついていたのです。
(チェンバロ部分は国によって呼び方が違います)


1DSC04091.jpg
こちらはMoppyがおもちゃにして遊んでいる電子ピアノの方です。
これもチェンバロの音が出せるんですよ。
(あまりこの音色に設定することはないですが)
○印のharpsichord(ハープシコード)というのがチェンバロの音色と一緒です。
(英名ではそう呼びます)

またどこかで生ピアノのグランドピアノ演奏などがある時に
Pfの表記をサーチ(調べる)見つけたら、
Pianoforte(ピアノフォルテ)の略だなと思い出してみて下さいね。

1DSC04108.jpg
では皆さま、今宵も癒しの夢を眠い(睡眠)夜Good Night・・・キスマーク


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2014年04月30日

ピアノの調律DAY★ ピアノが他の楽器と違う点

そろそろ音楽ピアノの調律をしていただこうかな~るんるんと思って
電話連絡したところGW中でも車(セダン)来ていただけることになりました。

電子ピアノの方は、電化製品ですから放っておけばいいのですが
生ピアノちゃんは、中身は木と金属でできています。
例え長くピアノを弾いていない場合でも、生きた楽器ですから
雨湿度のある雨の日、ひらめき照明や晴れ直射日光があたる日、
エアコンがあたる日、毎日の環境の変化の中で木は呼吸
伸びたり縮んだり曲がったり戻ったりしています。
なので時々調律をし、手をかけてキープする必要があります。

生ピアノは、時々弾いた方が空気の流動があっていいですよ。
全く弾かないと、空気の流動がないのでたらーっ(汗)湿気がたまったり
さびの原因にもなりかねないですからね。
人が長らく住んでいない家空家が、家人が住んでいるお家より
傷みが激しいのと一緒です。

1DSC01625.jpg
この部分、小さい頃おもちゃであったカタカタみたいです。
(木製のヒヨコとかが前についていて押してくつ歩くとそれが
グッド(上向き矢印)上がったりバッド(下向き矢印)下がったりする手押し車のこと)
でもこれはカタカタではなくて、ピアノのハンマー部分です。
羊毛フェルトがついていて、打鍵するたびに弦にどんっ(衝撃)当たります。

約20t(トン)の負荷をかけてー(長音記号1)引っ張られているので、
少しずつ調律調整していかないとバチっどんっ(衝撃)と切れてしまいます。
長らく放置したものをいっぺんに元に戻すというのは難しいことですし、
そのピアノにとっての最高の状態へ一気に持っていくのも難しいことです。
一定ラインから離れないようにキープしておく意味でも
定期的な調律は必要なのです。

ピアノの中身の動く仕組みや音の出る演劇原理を知ると面白いですし
把握していた方が微妙な足ペダリング操作
テクニックの右斜め上向上にもつながると思います。

1DSC01624.jpg
普段目見えているのは手前のアート塗装した鍵盤部分だけですが
このように奥まで一本の木でつながっています。
88鍵全部外され、また元通りはめられました。
一本ずつ場所が決まっているので数字が打ち込まれています。
49番の音を中心に調律していくのが基本です。
本日の調律は、ぴったり440Hz(ヘルツ)で調律していただきました。

音色の好みを一生懸命調律師さんにお伝えすると
「お嬢さん、倍音の細かい違いまで聞き分けているから耳耳いいですねー。
また後々は442Hzくらいまで上げていければいいね」
とおっしゃられました。
特に耳耳がいいわけではないですが、音楽クラシックピアノをやっていると、
音の入り方が研ぎすまされてくるので
一般的には耳聞き分けられない音の差でもすごく大きい差に感じるものです。
(調律師さんの耳耳はもっといいです)

ちなみに音の単位は1Hz=4セント2Hz=8セントです。
例えばド→ド#などの半音は、100セントの差があります。
100セントあると、楽器をされていない方でも音の違いが
はっきり耳認識できる音の差になります。
100セントをヘルツになおすと25Hz
25Hzもの差があくと、完全な音階の狂いになります。
調律は半音階よりもっともっとも~っと小さいレベルでの
音の調整をしていきます。
ピアノっち達は、そういう微妙な音の違いを
耳耳で拾って大きな違いとしてとらえているのです。

440Hz~442Hzの間で調律やチューニングを
合わせるのがベストです。
音楽の耳耳を持つ人にとっては440Hzからわずか2Hzバッド(下向き矢印)落とした
438Hzになっても気持ち悪く感じるものです。

1DSC01628.jpg
最後に調律済みのカードを置いてフィニッシュ。
調律師のお兄さまと音楽音楽談義にかわいい花が咲きすぎてしまいまして
気づいたら時計調律にかかった時間よりも喫茶店ティータイムの時間の方が
上回っておりました。
自分よりも音楽音楽的知識を持った方とおしゃべりすると
吸収することがいっぱいあるので楽しすぎるのです。

1DSC01619.jpg
普段は、ピアノを弾く直前に石鹸で手をたらーっ(汗)洗って
手(パー)ハンドクリームや油分を全部落としてから触るようにしています。
弾いた後は、全体にパタパタるんるんはたきをかけ、
マイクロファイバーの布で鍵盤一本一本を拭き拭きぴかぴか(新しい)し、
仕上げにこのフワフワワイパーで楽譜たての裏や脚などもなでなでるんるんして
ホコリを取るのが日課です。

1DSC01617.jpg
最近この市販の掃除グッズをピアノ用に使っています。
1DSC01622.jpg
繊維もつかず柔らかくて
細かいところにも入っていけて結構いいです。
掃除面はコットンっぽいものと不織布が混じっています。

1DSC01621.jpg
ピアノ周りは毎日ぴかぴか(新しい)手入れしているので
調律DAYだからといって特別大掃除することはないのですが、
直前にやっておいたことといえば
ピアノの上に置いてあるメトロノームとピアノの布カバー
この鍵盤フェルトカバーを外しておいたくらいです。
それよりも喫茶店レストランティータイムのおもてなしセットとプレゼント手土産おやつの
補充点検で頭いっぱいになっておりました。

毎回調律後は同じピアノでも別人にぴかぴか(新しい)変身します。
今回一番変わった点は、鍵盤の重さが微妙に軽くなったことと
足ダンパーペダルを微妙にしめてかたくしてもらったことです。

早速音楽演奏してみた感想は、pとかpmとかの小さめの音量演劇
微妙な出し具合の音の輪郭が出しやすくなりました。
その分、抑揚つけもさらに細かくできそうな感じです。

ダンパーペダルは重くなった分、踏みかえのタイミングが
全然違います。
今までは浅く踏んでも音がブワ~ン演劇と膨れ上がり響き渡る
感じだったので、何音か重なった時は音の濁りが出ないように
足踏み込みタイミングを0.0何秒か遅く、浅くを意識していました。
今度は逆で、それをすると音が切れてしまいますので
同じ曲を弾いても踏み込みタイミングを変えなくてはなりません。

生ピアノ他の楽器と大きく違うところ
練習を重ねて体に覚えこませた足手(パー)手足の感覚のまま
どこかで演奏できない点です。
他の楽器は、使い慣れたMy楽器を持ち運んで演奏できますが
ピアノの場合は一般的には持ち運ぶケースの方が少ないので
それぞれの場所に備え付けの物を使って
出たとこ勝負で順応して弾きこなさないといけないのが
ピアノっちの宿命なのです。

鍵盤の並びは一緒なのですけれどね。
違いを例えると、車(セダン)車の免許を持っている人で
Myカーで走ることはできるけれど、
車(RV)車種やバス大きさが違う初めての車に乗ると
ブレーキーのタイミングも違うし、幅の違いもあるし
ハンドル操作も感覚が違うから緊張するしふらふら、不安だから
恐る恐るの運転になりませんか?
ピアノもMyピアノ以外だとそれくらいの違いに感じます。

フィギアスケートの選手も試合直前で
練習で履きなれたMyスケート靴から新しい靴へチェンジしたら
相当難しいあせあせ(飛び散る汗)と思います。
ピアノの場合は毎回それを感じながら
機種音響演劇も違う場所で弾きこなさないといけないわけです。

趣味の域で楽しんでいるMoppyの場合でも、
教室で習ってる時は先生宅のピアノで成果を披露し、
学校の合唱コンクールで伴奏するときには音楽室体育館
グランドピアノを弾きます。
ピアノのグレード受験の日は試験会場のピアノを使い、
発表会では、ホール備え付けのスタインウェイ
フルコンサートグランドで演奏していました。
大抵ピアノっちの皆様もそうだと思います。

発表会になると人数が多いので、リハーサルは一人一回です。
たった一回で感覚を調整し本番に臨みます。
Myピアノで練習した足手(パー)手足の感覚のままを
他のピアノに置き換えるというよりは
その時弾いた音の出方演劇跳ね返り耳に対して
瞬時に順応しようと努力しながら弾くので
ピアノっちは音楽の耳耳を知らず知らずに鍛えられるのかも
しれませんねわーい(嬉しい顔)

小さい頃は違うピアノを弾くと、「浅いがく〜(落胆した顔)!」「重いふらふら!」などと
毎回違う感覚で弾きづらかったですが、
今はNEW新しい音演劇との出会いが楽しいのでわーい(嬉しい顔)
いろんな所でピアノを目見つけると
あるだけでぴかぴか(新しい)トキめいて揺れるハートしまいますし、
音だし演劇してみたい衝動にかられてしまいまするんるん



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2013年05月05日

ピアノ熱はなまる上昇中でこれGet

1DSC02042.jpg
ピアノ熱グッド(上向き矢印)爆弾再燃で、ちょっとした時間を見つけては音楽弾いています。
ピアノtimeわーい(嬉しい顔)楽しすぎて没頭中です。
いつもは生ピアノを弾いているのですが、
ピアノ熱がグッド(上向き矢印)上昇しすぎて・・・ついに・・・。

1DSC05988.jpg
電子ピアノ手(グー)Getexclamation×2鍵盤楽器88鍵が手(チョキ)2台になりました。
機械音痴なのでまだボタン操作は単純にピアノを弾くくらいしか
できないですが、音楽コードを設定したりするとドラムやいろいろな伴奏がついて
一人deバンド状態になります。

自分が弾いた曲を録音して再生耳もできるので
やってみようと思って、鍵盤の前で一人でふらふら緊張して
「せーのっモータースポーツ」で次項有再生ボタンを押して弾き始めたら
急に設定していない伴奏が始まったりして失敗。
せっかく緊張してみたのにと思いながら
本説明書を一生懸命目見てみると、どうやら再生ボタンは
押さなくてよかったみたいです。演奏の音が始まったら
自動的に録音が始まるようでした。

ヘッドホンをすると消音になるのも利点です。
思わず時計時間を忘れて深夜に4時間くらい弾いちゃいましたよ。
連日弾きすぎて親指の付け根が痛いふらふらです。
手(パー)手が爆弾オーバーヒートでちょっぴり腱鞘炎になりそうです。

電子ピアノは演奏を出力する演劇スピーカーには雑音は入らないのですが
鍵盤前で弾いている本人にはゴンゴンブルブル鍵盤の音
耳聞こえてくるので慣れないと気になるところです。
(鍵盤がバッド(下向き矢印)底に当たった時の音と、
勢いよくグッド(上向き矢印)上に上がった時の細かいバウンド音)
生ピアノは本体から奏でる生音が綺麗な楽器で、
電子ピアノ演劇スピーカーを通してや、高度な録音技術を駆使すると
劇的にいい音の魔法ぴかぴか(新しい)がかけられる電化製品です。
使いこなせるようになるかは怪しいところですが
しばらくMoppyのおたのしみタイムるんるんのおもちゃになりそうです。


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2013年04月25日

ピアノのダンパーペダルのギィー音の原因はこれ

音楽ピアノを弾いておりましたら、ダンパーペダルを足踏むたびに
突如exclamation×2ギィ~ギィ~音がく〜(落胆した顔)
今までで初めてのことでびっくりです。
すぐに調律師さんに電話連絡して家来ていただくことにしました。

1DSC06004.jpg
つい先日調律をしていただいたところなので
今回は足ダンパーペダルのギィ~ギィ音をみていただいたところ
すぐにサーチ(調べる)ピンポイントで原因箇所が判明しました。
Moppyも傍で懐中電灯をひらめき照らしながら目見ていたのですが
なんとなく足足元の周辺から鳴っていることくらいしか
わからなかったです。

Moppy「すごく耳が耳いいんですねわーい(嬉しい顔)」と驚いていたら、
調律師さん「音を聴く耳だけじゃなくて、
触ってみて手(パー)手から伝わる振動の響きで“ここだサーチ(調べる)”とわかりました」
とのことでした。
なるほど~。五感を使ってお仕事されているんですねー。

1DSC06006.jpg
ギィ~ギィ~音の原因はこれでした。
足ダンパーペダルからつながる奥の金属棒の下についている
この緑の小さなフェルト君。
クッション代わりになるものですが、長年使用しているうちに
全体が圧縮されてカチカチの固い物になりフェルトがクッション制の
ないものになっていたのです。
真ん中はクギのような物が通るのですが、中央周辺部分が
凹んで厚みがなくなっています。
カチカチの物体に変化したフェルト君と金属棒のこすれる音が
ギィ~ギィ~どんっ(衝撃)という異音を発していたのです。

この小さなフェルトを取り替えるだけの簡単な作業で
あっという間に直りました。ほっとしました手(チョキ)

ギィ~ギィ音のイメージとしてはフェルトと金属棒がこすれる音という
感じではないんですよ。
古城の重いドアを人影開ける時の音のような、金属のバネがー(長音記号1)のびるような、
いすデスクチェアーをリクライニングさせる時のようなギィ~音でした。

Moppyとしては初めてのことでしたが、
足ペダルのギィ~ギィ~音はピアノの経年数に関係なく鳴ることが
わりとよくあるのだそうです。

ギィ~ギィ~音が鳴ると動揺しちゃうので、もし他の方で
同じような現象が起きた時のためにいくつか原因をペン書いておきます。

===== ダンパーペダルのギィ~音の原因 =====

①湿度・温度の変化によるもの
   ↓   
 ピアノは木と金属でできていますから
 雪晴れ寒暖差やたらーっ(汗)湿気などで微妙に影響を受けることもあります。
 また環境が変わると自然と直ったりします。 

②異物が挟まっている
   ↓
 挟まっている物を取り除けば直ります。 

③ダンパーペダルの奥の下についているフェルトが薄くなっている
   ↓
 調律師さんのお道具箱に常備してありますので
 その場で簡単に取り替えて直ります。

④潤滑剤(油さし)がきれている
   ↓
 調律師さんのお道具箱に常備してありますので
 その場ですぐにさして直ります。

⑤部品欠損
   ↓
 滅多にないですが破損箇所があった場合は部品取り寄せになります。

============================

いとも簡単に直ることが多いですので
そんなに深刻に考えなくても大丈夫ですよ。
もしギィ~音どんっ(衝撃)がなるようでしたら調律師さんに
みてもらってくださいね。

1DSC06003.jpg
ペダルの固さも微調整していただいて足踏みやすくなって、
異音もなくなり、気分爽快ですわーい(嬉しい顔)手(チョキ)
調律師さんと喫茶店ティータイムしながら
しばし音楽ピアノ談義に花を咲かせました。

1DSC06026.jpg
Moppyの大好きな夕景晴れSunset Timeとっても綺麗でした。
随分晴れ陽が長くなってきましたねわーい(嬉しい顔)


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